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クロネコヤマトの失敗とドミノピザの成功

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今日からヤマト運輸の宅急便が値上げされましたね。

www.kuronekoyamato.co.jp

 

よく言われているのが、Amazonなどのネット通販による配送量の増加と、それによる人手不足ですよね。

でも本当に値上げをすることで、それらの諸問題が解消されるのでしょうか?

 

 

値上げは労働者に還元される?

先日、Amazonとの運賃交渉で4割超の値上げをすることで大筋で合意したとの報道が流れていました。

 

 

でもこれで気になるのが・・・

 

ヤマトは値上げで得た原資を従業員の負担を軽減するため、宅配ロッカーの設置拡大といった投資に回す。

 

という点。

値上げが即座に労働者に還元されるわけではないんですね。

ロッカー拡充→負担軽減という図式のようです。

 

根本的な問題は・・・

私の友人がクロネコヤマトに勤務しています。

彼曰く「配送で1番無駄なのは不在者の家に訪問&再配達」とのこと。

たしかに、荷物を運んでそれをその時お客さんに渡せれば問題ないんですよ。

でも、昔と比べて生活スタイルが変わってきた現代。不在、不在、不在・・・が本当に多いそうなんです。

そこでクロネコヤマトが考えたのが、宅配ロッカーを設置することで顧客がロッカーから荷物を引き取る事が出来る制度を作ろう!ということなんでしょう。

 

リンク先の記事だけだとなんとも言えないんですが、ロッカーの設置って個人の家にじゃないですよね?駅とかってことですよね??

もし、注文した商品が南アルプスの天然水だったら・・・

[2CS] サントリー 天然水(南アルプス) (2L×6本)×2箱

[2CS] サントリー 天然水(南アルプス) (2L×6本)×2箱

 

 24kgもある!!!!

これ、駅で引き取って帰ることなんてできませんよ。

確実に配達をお願いすることになるはずです。

 

なんて考えると、ロッカーの設置が根本的な解決にはならないような気がします。

 

ドミノピザの先例

同じ「宅配」繋がりで考えてみたいのが、ドミノ・ピザの例です。

www.itmedia.co.jp

 

「ドミノ・ピザ」を展開するドミノ・ピザ ジャパンの業績が好調だ。2016年6月期の年商は334億円となっており、3年間で約1.5倍も伸びている。店舗数も11年に200店だったのが今年は500店(9月時点)と、6年間で約2.5倍に増加した。85年の創業時以来、再び急成長しているのだ。

 

ドミノ・ピザの業績が急成長しているそうです。

記事をよく読んでいくと、ドミノ・ピザの成長の要因となっているのが、「テイクアウト」の売り上げらしいんですね。

 

デリバリーはアツアツのピザが届くので便利だが、コスト構造において足かせになる。ドライバーがバイクに乗って配達に行き、帰りは空の荷物で帰ってくる。この手間を考えれば、料金が割高にならざるを得ない。しかし、店頭に顧客が買いに来るテイクアウトとなると、足かせはなくなり、ぐっと安く提供することが可能になる。実際、同社では宅配だと1枚1800円するピザを、テイクアウトでは1000円で提供している。

 

顧客に店舗まで足を運んでもらうことで、ドライバー側の負担を軽くでき、顧客はピザを安く購入することが出来るってことですね。

 

ドミノ・ピザは人手不足だからといって値上げするのではなく、割引サービスを実施することで業績を伸ばしていると言えるんじゃないでしょうか。

 

クロネコヤマトへの提言

ドミノ・ピザの成功例を見てみると、クロネコヤマトは値上げではなく割引サービスの拡充をすべきだったのではないかと思います。

例えばクロネコヤマトの営業所まで荷物を取りに行く場合は、送料が150円引きになるとか。

以前、LINE Payカードの際に話したことなんですが、言い方を変えるだけで受け取る側の意識が変わると思うんですよね。

 

ポイント2%還元 →実質2%引き・実質消費税6% 

荷物引取で150円割引

 

とかね。

我々って得するって言葉に弱いと思うんですよね(笑)

だから、そのお得感を前面に出すべきだったと思います。

新しい割引サービスとして、引き取りに来たら◯◯円引き、1度の配達で完了できたら〇〇円引きとかとか。

営業所まで引き取りに行けば割引ということなら、重い荷物が届いている人でも「車で取りに行こうか!」ってなるかもしれません。

クロネコヤマトは、先述し、最も無駄な作業を減らすために、顧客を動かす手段が必要だったのではないでしょうか。